うつ病症状

うつ病性障害は、まだまだ、こころの病としてオープンに治療できるまでの認識を一般の人達は持っていないようです。
躊躇せず、病院に訪れることができる環境が望まれています。

〜うつ病性障害は早い段階に専門医による適切な治療を受ける事で、必ず完治する病気といわれています〜

うつ病と思われたくない心理

うつ病性障害はストレス病といわれ、その症状や発症過程には様々なタイプがあり、そこには「うつ」と人括りにできない、その当人にしか分からない苦しさがあります。「うつ」ではないかと診断に訪れるのは、そのように「苦しい状態」の本人である場合もありますが、その「本人」に関わる周囲の人が相談に訪れる場合も多くあります。

この時に多いのは、本人に最も身近な家族や学校の先生、仕事のストレスが原因のうつ病の場合は、会社の上司などと言うこともあります。また、直接、病院を訪れる以外の相談方法として、電話や手紙、現在はメールでの相談も増えています。


相談しづらい空気も

やはり、どんなに「うつ病性障害」が世間一般に認識されてきたといっても、「こころの病」は「あまり人に知られたくない」という気持ちが働いてしまうようです。

例えば、もし、「胃が痛む」といった症状であれば、それほど電話やメールの相談は多くならないと想像できます。心療内科、心療医療科などを訪れるのは、それだけ、気が引け、自分や家族が、そういった病気ではないか、と不安に思う精神的な負担は、「こころの病」に対する認識と相まって、身体的な疾患に比べても、大きくなってしまうことも否定できません。

この「相談しづらい」空気を失くすことができれば、うつ病性障害の早期の治療が可能なケースも増えるでしょうし、長期に亘る社会生活からのリタイア数も減少し、本人や家族、社会・経済にとっても大きなプラスになることは間違いありません。


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