うつ病症状

うつ病医療には、現在の沢山の問題と抱えています。ミスが許されないのは、身体的疾患も心因的疾患も同じですが、
「うつ医療」にミスが多いと言われるのは、なぜでしょう。

〜うつ病性障害は早い段階に専門医による適切な治療を受ける事で、必ず完治する病気といわれています〜

うつ病医療の実態

うつ病性障害の実態として、前項の「相談しづらい空気」のほかに、どのような問題点があるのでしょうか。世間一般の「なんとなく」といった雰囲気ではなく、ここでは、医療側と患者側、双方の立場から見た問題点を考えてみたいと思います。


医療側の問題点

うつ病性障害の治療の大前提として、本人の「治したい」気持ちや、家族の「うつ病」というものを理解してもらった上での協力、そして、医師の行う医療が適切なものであることが必要になります。しかし、医療側の抱える問題点とは、この「適切な医療」についてなのです。分かり易くいってしまえば、治療に携わる上での技術的な問題が指摘できるのです。

「うつ病なのにうつ病と診断されない」「うつ病を他の病気と診断する」「うつの傾向や進行度合いの見誤り」「適切でない薬物療法」など、こうした、問題点をクリアーにしなければ、うつ病治療は、近い将来、行き詰ってしまうのではないでしょうか。この問題点も大元には技術、経験、知識の不足に加え、うつ病性障害の患者さんの増加で、1人1人に多くの時間を割き、ケアするということが困難なため、といった理由も挙げられるようです。訪れる患者さんに対して、流れ作業的な診察しか行えないケースは今後、益々、増加してくるのではないかと想像され、少し暗い気分になってしまいます。

うつ病の患者さんは真面目であったり、争いを避けようとする傾向があるので、治療に疑問をもっても、医師と話合おうとしたり、意見したり、といった行動はとらない傾向にあり、多くは医師の指示通り行動します。そのことが医師の誤診を誘発している、いち要因のようにも思え、出来ることなら、何か疑問があれば、患者さんの方から、医師に問題提議できるような、そんな、医師と患者の関係性が望まれると思います。


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